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1149話

「そんなこと、義姉さんには言ってないの。今後、休みをくれなくなるかもしれないから」

「そうね、心配させないほうがいいわ」

私がこのことを梅子に話したのは、実は彼女の好感を得たかったからだ!

「金水、これからは張大龍みたいな人とは関わらないで。本当に性格って変わらないものね。私も悪かったわ。歌うのが好きだからって、帰りたくなかった。本当は私があなたの面倒を見るはずだったのに、逆にあなたが私の面倒を見てくれた」

私は手を伸ばして彼女の鼻をつまんだ。「バカな子だな。ただ君が楽しそうに歌っているのを見て、それにあんなにお酒を飲んでたから、自分が酔っぱらうのが怖くて、なるべく飲まないようにしてただけさ。...