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1078話

「私は使ったことないわ。ただ聞いたことがあるだけ」義姉さんは顔を赤らめた。

義姉がそう言うなら安心だが、それでも私は体を横に向け、梅子に正面から向き合わないようにした。

梅子はまだ絶え間なく声を上げていたが、徐々にその声は弱まっていった。

そのとき、義姉の手の中で私は爆発してしまった。

さらに十数分が過ぎ、梅子の状態が良くなり始めた。

「もういいわ。私が彼女を拭いてあげるから、あなたは抱いて部屋に戻してあげて」と義姉が言った。

「義姉さん、もし彼女が何か思い出したら、僕はどう答えればいいですか?」

「素直に話してあげなさい。そうすれば彼女の好感を得られるわ」義姉はため息をついた。...