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1047話

「いとこ、ズボンのそこが膨らんでるけど、おしっこ我慢してるの?」丹丹は口元を押さえて笑った。

くそっ、なんでこんな直接的なことを言うんだ?

「あ、ああ、さっきはマジでトイレ行きたかったんだ。でもインターホン鳴って、まだトイレに行けてなくてさ!」僕はそう言いながら、手探りで奥の部屋へ向かった。

「違う方向だよ、ドアはこっち」と丹丹が声をかけた。

「間違ってないよ、この奥にもトイレがあるから」

「へぇ、それは便利ね」

また何か含みのある言い方をしている気がした。

トイレに入って数分間立ち尽くし、完全におさまるまで出てこなかった。

その頃には、小芳がもう入ってきていた。

「金水お兄さん!」

僕が出て...