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1046話

ドアベルを押すと、中にいる人にはすぐに聞こえた。

くそっ!

俺と麗々はもうズボンを脱いでいたのに、ドアベルが鳴りやがった!

壁の時計を見ると、げっ、もう四時過ぎじゃないか、仕事の時間だ!

誰が来ようと、もう麗々とは出来ないじゃないか!

「早く、早くズボンを履いて、俺が出て見てくる!」

急いでズボンを引き上げながら、心の中で罵詈雑言を吐いた!

麗々も少し慌てて、急いでズボンを履き始めた。

俺は上着は脱いでなかったから、ズボンを履いて外に向かったが、このとき、下半身はまだ興奮したままだった!

必死に気持ちを落ち着かせながら、ドアの前に立った。

「誰だよ、ドアベル押したの?」ドアに耳を当てて尋ねた。...