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1036話

「でも義姉さんのイメージは絶対守らなきゃ」

秦姉さんは体を一度寝返りした。「いいわ、まずはマッサージして」

私は靴を脱ぐと、そのまま彼女の腰部に跨って座り、両手で背中からマッサージを始めた。

このマッサージベッドはとても弾力があるので、私が彼女の上に座っても、彼女はそれほど重さを感じないはずだ。

真面目にマッサージをしたのは30分で、その後の30分は真面目じゃなくなった。

秦姉さんのあの冷艶な表情から「冷」が消え、「艶」だけが残った。

最後には、二人で一緒に浴室へ入った。

小芳が入ってきた時には、秦姉さんはまた冷艶な御姉さまに戻っていた。

秦姉さんが帰った後、小芳が奥の部屋を片...