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397話

「ふん、大言壮語だな!」

南宮徹は立ち上がり、言った。

「今回のお前の罪は重い。本来なら銃殺刑に値するところだ!だが、小風は俺の兄弟だ。本当にお前を処刑したら、奴も納得しないだろう。俺たち兄弟の絆を傷つけることになる!」

「ふん、少しは良心があるようだな!」

姜風は冷ややかに鼻を鳴らした。

「だから、俺が機会を与えていないとは言わせないぞ!お前は強いんだろう?俺と一勝負しろ。昨夜の件は、それで不問にしてやる!」

南宮徹は顎を少し上げ、傲然と言い放った。

「何だって?お前が彼と戦うだって?」

姜風は目を丸くした。

「そうだ、一勝負だ!小風、この件はこれで決まりだ。お前の顔を立てなければ、こんな簡...