美人社長の最強ボディーガード

39話

「そうだ、風狂はこの二日何をしてた？彼に一声かけてくれ、早く俺の手伝いに来いって。一人増えれば、それだけ戦力も上がるだろ？」

雷猛は何かを思いついたように、ゆっくりと言った。

「はい親分、今すぐ連絡します！」

「ああ、今の世の中は昔とは違うからな。人数が多いほうが勝つってもんじゃない。あいつらがどこからあんなに腕利きを集めてきたのか知らんが、大彪たちも相当の手練れを見つけてきたらしい。こうなると、こっちは不利になるな」

「猛兄貴、俺たちも金を使って腕利きを雇いませんか？」

「はっ、腕利きが白菜みたいにありふれてると思ってるのか？欲しいときに簡単に手に入るとでも？猛狼会どころか、他の大きな組でさ...