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275話

「江南ドリームを潰すこと、実際的な利益はそれほどないが、目に見えない利益は少なくない……忘れるな、江南ドリームは金虎堂配下最大のバーだ。我々がそれを潰したことは、江城の他の勢力に見せつける意味がある……それに、江南ドリームはすぐに営業停止になるだろう……」

「営業停止?ありえないだろ?」

「ふふ、今頃警察がもう踏み込んでいるはずだ」

葉来は淡々と笑いながら言った。

「警察?なぜ警察が?」

「俺が警察に電話して、今夜の機会に乗じて江南ドリームを封鎖してもらったんだ……我々が金虎堂を潰した時、江南ドリームは再開できる。ただしその時は、ここは我々の資産になっているがな!」

「……」

張...