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967話

私の心には不安と焦燥が渦巻いていた。言葉にできない重苦しさが胸を締め付ける。前回、妻があの電車内で強姦した男と豪華なブルーシーホテルの部屋で戯れたのも同じ場所だった。

映像が始まった瞬間、私の心臓は跳ね上がり、まぶたが痙攣した。

妻の成熟した官能的な肢体が、宙に縛り上げられていた。丸みを帯びた胸と美しい臀部、長い脚線が惜しげもなく晒されている。

かつては慎み深く上品だった妻が、今は一糸まとわぬ姿で、両脚を折り曲げ、両手と共に背中で縛られていた。

天井から伸びたロープが妻の手足を縛る縄に繋がれ、上へと吊り上げられている。

妻の柔らかな髪も性的な魅力を放つポニーテールに結わえられ、その束...