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837話

私の妻が艶やかな唇を僅かに開き、私の指をゆっくりと口に含み、吸い上げるような動きを見せた時、私もまた同じくらい挑発的に、ただ軽く妻の丸いお尻に触れるだけにとどめていた。

妻は前方で私の指を咥え続け、思わず声が漏れても、それは低く抑えた呻き声だけだった。

腰を弓なりに曲げたこの姿勢で、私はゆっくりと動くたびに最大限の効果を得られ、それが妻の漏らす呻き声をより一層官能的なものにしていた。

スマホの画面には、どこかの部屋で繰り広げられている行為が映し出されており、私の注意もそちらに少し向けられていた。

林志山は薬を密かに飲んだ後、再びベッドに近づき、目の前で若い女性が自分の夫の上で激しく腰を...