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765話

妻は林志山の言葉に答えず、ただ静かに腕を体の横に下ろした。そのまま、この男が妻のために用意した挑発的な衣装を身にまとい、彼の目の前に立ち、妻の全ての魅力的な部分を間近で晒していた。

「見ろよ、こんなに敏感なんだな。おもしろいじゃないか。スイッチ入れて十数秒も経ってないのに、もうTバックがびしょ濡れだ。

これはローターのせいじゃなくて、最初から興奮してたんじゃないのか?

会社では慎み深くて保守的な振りして、実は骨の髄まで淫らな女なんだろ?間違ってないだろ?俺が入ってきてからどれだけ経った?見てみろよ、もうこんなにびしょ濡れじゃないか。

骨の髄まで淫らさが染み付いてるくせに、高潔なフリをしてる。...