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6話

「ええ、聞いただけじゃなく、この目でもしっかり見たわ」

妻は急いで説明し始めた。「あなた、愛情が冷めたわけじゃないの。毎回あなたがあんなに我慢してるの見てて辛くて、だから...」

「だから妹を呼んで一緒に寝かせようとしたのか?」私は彼女の言葉を遮り、義理の妹に視線を向けた。

さっきまでの色気ある様子とは打って変わり、妹は恥ずかしそうに俯き、耳まで真っ赤になっていた。

私はそのままベッドに横たわり、「さあ、二人一緒に来るのか、それとも交代でか?」

妻と妹は顔を見合わせ、部屋の空気が一瞬凍りついた。

表面上は冷静を装っていたが、内心はすでに激しく波打っていた。しかし、それを悟られるわけ...