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593話

「せめて、少しずつゆっくり入れさせてよ」

陳倩はそう言うと、名残惜しそうに私のものを離した。そして、奇妙な笑みを浮かべながら、顔を赤らめた彼女は手を腰の後ろに伸ばした。

私が見ている前で、陳倩は腰の後ろからあらかじめ用意していたコンドームを取り出したのだ。

見たところ、きつく締まったTバックの隙間から取り出したようだった。

コンドームをTバックで固定し、丸みを帯びたヒップの割れ目に挟んでいたなんて。その光景に私は思わず深呼吸を二度した。

陳倩は今、妖艶な顔つきで色気たっぷりの眼差しを向け、私と視線を交わした。

彼女が包装を破り、再び屈んで、白く魅惑的な顔を私のものに近づけ、潤滑剤たっぷりのそれ...