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20話

「蒋文豪のやつ、実は結構遊び人なんだよな。俺たち兄弟には確かに良くしてくれるけど、実際はかなりのプレイボーイだ。家が裕福なこともあって、大学時代は周りの女性がほとんど入れ替わり立ち替わりだった。しかも一人一人が色白で美人で長い脚のモデルみたいな子ばかりで、俺たちはいつも彼の女運の良さを羨ましく思ってたんだ。

あいつはあんなに手練手管があるのに、范思思だけに手を出さないわけがないだろう?

でも認めざるを得ないが、范思思が唇の端に俺のミルクの跡をつけたまま、魅惑的なピンク色の舌を伸ばして、余韻を楽しむように口元を舐め、顔に取り入るような笑みを浮かべて俺に功績をアピールしてくる姿は、あまりにも可...