麗しい風韻

169話

「ねえ、あのイケメン、結構かっこいいじゃない。一人かどうか分からないけど、連絡先聞いてみる？」と女の子の一人が提案するのが聞こえた。

「私、ちょっと恥ずかしいんだけど…」

「まったく、口ではそう言っておいて、後で食べられるようになったら、姉妹の義理がないなんて言わないでよね」

「もう、やめてよ。じゃあ一緒に聞きに行こうよ」

心の中で思わず笑ってしまった。この女の子たちがこんなに大胆で開放的だとは思わなかった。かなり経験があるんだろうな。俺が彼女たちのターゲットになるつもりなのか？

そのとき、Cカップの妹が、オレンジ色の水着姿で湯から立ち上がった。温かい湯が彼女の雪のように白い胸元を伝...