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1158話

「まぁ、あなたも大きな男の子なんだから、こんな風に義姉さんにキスするのを義兄さんが知ったら、絶対怒るわよ。

今後はこういうことしないで、わかった?」私の妻は怒った様子はなかったが、少なくとも私から見れば理性的で、笑顔で鵬鵬に話しかけていた。その態度と口調は鵬鵬の繊細な心を刺激しないように見えた。

それに妻は鵬鵬がすでに思春期の終わりにいることを知っていた。このまま好き勝手にさせたら、将来どうなるか分からない。今は鵬鵬に正しい考え方を教えてあげる必要がある。

「あっ、わかりました義姉さん。ごめんなさい、さっきは...さっきは僕が勘違いしてたんだと思います。

キスもただの挨拶みたいなものだと思っ...