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1085話

しかし次の場面では、画面が切り替わり、私は突然、鵬鵬が妻の腕に枕していた頭がそっと少しずつ動いていることに気づいた。

鵬鵬は少しずつ妻の体に近づいていたのだ。

元々鵬鵬は妻の腕の中ほど、肘の関節あたりに頭を乗せていたのだが、今や彼の頬は妻の体に近づき、魅力的な妻の顔とは10センチも離れていない距離まで迫っていた。

しかも鵬鵬はまだ様子を伺いながら、頭をごく軽く動かし、その距離をどんどん縮めていくのが見えた。

ついに最後には、鵬鵬の頭は妻の腕の付け根、ほとんど妻の肩に触れるところまで移動していた。

鵬鵬はまだ横向きに寝ていた。彼の顔はゆっくりと前に動き、そして止まった。

そして次の瞬...