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105話

思わず一口かじりつきたくなるような存在。そんな女性たちをホテルに連れ込めたら、その後に何が起こるか、想像するまでもない。

私は鋭く感じ取っていた。妻と義理の妹のこの刺激に耐えられない男たちが息を荒くして、ハァハァと音を立てていることを。

同じ男として、彼らが今この瞬間何をしたいのか痛いほどわかる。飛びかかって、私の妻か義理の妹を、あるいは二人同時に押し倒したいのだろう。

乱暴に彼女たちの一人を掴み、彼らの股間に頭を押し付け、快感を味わいたいのだろう。

同時に、タバコ臭い舌で妻と義理の妹の柔らかく白い肌を這い回り、香り立つ足先や長く伸びた脚を貪るように味わいたいのだろう。

秘められた場...