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192話

崔康は頷きながら、嬉しそうな顔で「うん！」と答えた。

彼もようやく自分の部屋を持てることになるのだ。

兄弟二人の仲は非常に良かったが、李勋はあくまでも客人であり、彼らにもプライドがある。李勋が家族に多くの助けをしてくれていることを知っているから、何事も李勋を優先させていたが、三人の青年が同じ部屋に住むのはやはり少し不便なことだった。

家に新しい部屋を増築することになり、皆が喜んでいた。

夜、子供たちが寝静まった後、王美莲はようやく小声で言った。

「あなた、新しい家が建ったら、康と健はそれぞれ別々の部屋になるのかしら？」

「ああ、確かに二人とも大きくなったからな」崔華強は頷いた。

子供たちも大き...