Chapter




Chapters
1話
2話
3話
4話
5話
6話
7話
8話
9話
10話
11話
12話
13話
14話
15話
16話
17話
18話
19話
20話
21話
22話
23話
24話
25話
26話
27話
28話
29話
30話
31話
32話
33話
34話
35話
36話
37話
38話
39話
40話
41話
42話
43話
44話
45話
46話
47話
48話
49話
50話
51話
52話
53話
54話
55話
56話
57話
58話
59話
60話
61話
62話
63話
64話
65話
66話
67話
68話
69話
70話
71話
72話
73話
74話
75話
76話
77話
78話
79話
80話
81話
82話
83話
84話
85話
86話
87話
88話
89話
90話
91話
92話
93話
94話
95話
96話
97話
98話
99話
100話
101話
102話
103話
104話
105話
106話
107話
108話
109話
110話
111話
112話
113話
114話
115話
116話
117話
118話
119話
120話
121話
122話
123話
124話
125話
126話
127話
128話
129話
130話
131話
132話
133話
134話
135話
136話
137話
138話
139話
140話
141話

Zoom out

Zoom in

Read with Bonus
Read with Bonus

115話
崇昭皇帝の病床
崇昭皇帝が病に伏せっていた頃、北方の雪海関では大勝利を収め、北羌は動揺していた。一方、南方では二度の水害に見舞われ、その後疫病が蔓延し、民は生きる術を失っていた。
崇昭皇帝は精気が衰え、朝政の諸事は太師の徐守拙が処理し、郑観が筆を執り、徐守拙の決断を一つ一つ皇帝に報告していた。
この日も、徐守拙は夕闇が深まるまで忙しく、ようやく宮を出て太師府に戻った。
太師府の下人が告げるには、肅王府の大公子・謝知章が昼過ぎから訪れ、客間で今まで待ち、どうしても徐守拙に一目会いたいと言っているとのことだった。
徐守拙は彼を軽んじることなく、直接客間へと向かった。
謝知章はようや...


GOT IT