Chapter




Chapters
1話
2話
3話
4話
5話
6話
7話
8話
9話
10話
11話
12話
13話
14話
15話
16話
17話
18話
19話
20話
21話
22話
23話
24話
25話
26話
27話
28話
29話
30話
31話
32話
33話
34話
35話
36話
37話
38話
39話
40話
41話
42話
43話
44話
45話
46話
47話
48話
49話
50話
51話
52話
53話
54話
55話
56話
57話
58話
59話
60話
61話
62話
63話
64話
65話
66話
67話
68話
69話
70話
71話
72話
73話
74話
75話
76話
77話
78話
79話
80話
81話
82話
83話
84話
85話
86話
87話
88話
89話
90話
91話
92話
93話
94話
95話
96話
97話
98話
99話
100話
101話

Zoom out

Zoom in

Read with Bonus
Read with Bonus

22話
沈雲諫と墨慈寧は後庭園へと歩み、ある東屋に腰を下ろした。南蘭と鐘毓琰は対面に立っていた。
「念児から聞いただろう、なぜお前たちを呼んだかを」
二人は頷いた。
沈雲諫は無駄話をせず、二人に牌を渡しながら言った。「これがあれば、どこへ行っても自由に通れる。五日の猶予をやる。念児の件を徹底的に調査するのだ」
二人は牌を受け取り、沈雲諫に「かしこまりました」と一言告げた。
「よし、行くがよい」
ちょうど退こうとした時、南蘭が突然口を開いた。「陛下、今、公主にお会いしてもよろしいでしょうか」
「構わん、行くがよい」
許可を得た二人はすぐに公主の寝宮へと戻った。
寝宮への道すがら、南蘭は...