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389話

「それについては別に気にしてないよ。僕らの任務はただ、背後にいるあの師匠を連れてくることだけだし。すでにあの猫背の老人は無事に審査をくぐり抜けたから、もう僕の出る幕はないんだ」

私はただ何となく見ているだけで、彼らがどう判定しようと私には関係ない。

仏徒大会の初日はこうして終わった。一日で三千人以上が脱落し、参加者五千人のうち残ったのは二千人にも満たなかった。

二日目、仏徒大会は続行され、この日一日で千五百人が脱落し、最終的にはわずか五百人だけが残った。

三日目には四百人が脱落し、残るは百人のみとなった。

四日目になると、大会はようやく面白くなってきた。残った百人は修行の深さだけでな...