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778話

「しかし、七級に上がるというのは、そう簡単にできるものではない。一生かけても上がれない者もいるのだ」

唐龍はこの三ヶ月間、世界中を巡ったが、何も得るものはなかった。そこで彼は再び社会の最底辺に戻り、運搬工としても働き、人間の最も普通の営みを体験した。彼は人類社会も宇宙の一部であり、しかも最も奥深く複雑な部分だと感じていたからだ。

最終的に、彼は霊石の鉱脈がある海底にたどり着き、一人座って黙想に耽った。眠ることも食べることもなく、ついに運命の糸を完全に悟り、別の境地に触れることができた。それが時間の河だった。

一人一人の運命は、時間の長い流れの中で形作られる。すべての人の運命を理解し、それ...