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510話

老皮は明らかに方仲海のやり方に我慢の限界を迎えており、これ以上進めば顔を合わせられなくなるだろう。

唐龍は無関心そうな顔で言った。「老皮、これは俺にはどうしようもないんだ。老方は俺より年上で、以前から外では俺が彼の言うことを聞いてきた。俺が声をかけても無駄だよ。何か方法があるなら、やってみればいい」

唐龍も今では方仲海から多くの術を学んでいた。責任は決して自分から肩に背負わず、本当に手の施しようがない時でも、まず逃げ道を確保してからにするのだ。

ついに、小高は方仲海を背負ったまま七、八つの山頂を駆け抜け、最後には疲れ果てて大きな青い岩の上に倒れ込み、大きく息を切らした。

「小高、本当に...