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503話

唐龙は小趙の惨たらしい死体を目にして、激しい怒りに震えた。彼自身も多くの命を奪ってきたが、命に対する畏敬の念は常に持ち続けていた。このような理由もなく人の命を奪うことは、彼を激怒させるに十分だった。

しかし、ここで遺体が発見されたということは、彼らが追跡している方向は間違っていないということだ。大部隊が確かに山の奥深くへと向かっていることを意味していた。

三人は足を速め、すぐに一つの山を越えると、小川のほとりでまた一つの遺体を発見した。三人の心は一気に締め付けられた。どうやら彼らの予想は的中していたようだ。もし早急に阻止しなければ、また一つの大量殺人事件が起こることになるだろう。

そのと...