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445話

デブは世の中が混乱することを望んでいるが、この狂牛は本当に愚かな牛だ。デブの言葉を深く信じ込み、両足で地面を踏みしめると、擂台全体が揺れ始め、まるで砲弾のように擂台の上に降り立った。

デブは太っていて体積が大きいが、狂牛は太ってはいないものの、体積はやはり大きい。そこに立つと扉のような存在感で、あの水牛のような腰は唐龍の二倍以上はあるだろう。

この男の体重は実際にはデブとほぼ同じく三百キロ近くあるが、この三百キロの肉は全て筋肉であり、それも非常に発達した種類だ。少し想像してみればいい、この三百キロを超える筋肉が同時に力を入れたら、どれほど驚異的な力が爆発するか！

まだ手を出していないのに...