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404話

山遊びのグループの中に、付き合っている少年と少女がいた。他の人たちの目を盗んで、手を繋いで密林の中へと姿を消した。こんな山水明媚な景色の中で、何か面白いことをしないなんて、この素晴らしい風景に申し訳ないではないか。

少年は少女を一気に抱きしめ、両手は少し不器用だが非常に興奮した様子で少女の体を撫で回し、彼女の全身を揉みしだいてしまいたいかのようだった。少女は顔を赤らめ、星のような瞳を細め、青春の素晴らしい時を思う存分楽しんでいた。

そのとき、遠くから仲間の呼ぶ声が聞こえてきた。少女は少し恥ずかしそうに言った。「もうやめて、見られちゃうよ」

少年はちょうど情熱の絶頂にあり、どうして手を放せ...