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380話

「おい、郁局長、やっと帰ってきたな！無駄話はいいから、さっさと手続きして、俺の友達を釈放しろよ！」胖子は郁局長を見るなり、すぐに大声で叫んだ。

おそらく不思議に思う人もいるだろう。この胖子という男はどうやらどこの分局長とも顔なじみのようだが、それは彼の過去を知らない人がそう感じるだけだ。

前に話したように、胖子は四、五年前にある分局の副局長に指名されていた。つまり、こうした分局長たちと階級はさほど変わらないのだ。実際、彼が分局に行く前は市局に勤めていた。

市局の一般警官が分局に行けば、そこでは幹部という立場になる。だから胖子はこれらの分局長の前では、いつも気取らず、思ったことをそのまま口...