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361話

長い時間が過ぎ、二人とも落ち着いてきた。郁宇は非常に満足していた。阮香玉という女は、あの女優たちよりもずっと味わい深く、そして頭も良いことに気づいたからだ。

「ベイビー、これからはずっと俺のそばにいろよ。お前が欲しいものは何でも手に入れさせてやる」

阮香玉はその言葉を聞き、胸がときめいた。彼女は既に彼の身分を調べ上げていた。彼の父親は東城分局長であり、上層部の大物には及ばないものの、非常に重要なポジションで、れっきとした実権派であり、いつでも出世できる立場にあることを知っていた。

「宇お兄さん、あなたの女になりたいわ。でも大切にしてね。もう二度と昔のようなことはしたくないし、あなたもその...