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32話

「普発投資では、譚建林が80パーセントの株を持っていて、残りの20パーセントは普発設立時に、譚建林が1元の象徴的な価格で譚維と株式譲渡契約を結んだんだ」

「つまり、譚維は普発投資の譚建林を除いた第二の大株主ということだ」

譚維がそう言うと、陳東の顔色が一気に青ざめた。

譚維は天仙のように美しいが、その気性は実に手厳しく、彼女の逆鱗に触れた者は必ず災難を被ることになる。

「では一週間以内に予算案を譚総にお送りします」

「約束したわよ、陳経理。こちらは一週間だけ時間をあげるわ。忘れないでね」譚維は言った。

会話の雰囲気は決して良いものではなく、陳東は取り繕いながら、譚維は予算の期限を決...