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319話

唐龙は我慢できなくなり、胖子の腕を引っ張った。「兄弟、急いでくれ」

「へへ、今になって兄弟か」

胖子は人の良い性格で、すぐにテーブルの仲間たちに別れを告げ、唐龙と一緒に車で怡居別荘地区へ向かった。入口で胖子が警察手帳を見せると、門衛はすぐに通してくれ、スムーズに中へ入ることができた。

「これは本当に便利だな。いずれ自分も一つ作っておかないと」唐龙は胖子の警察手帳を見ながら言った。

「それは手伝えないよ。規則違反になるからね」

二人は雑談しながら、管理事務所に到着した。週末だったので、事務所にいる人は少なく、当直の二人だけだった。

胖子は前に進み、証明書を見せて言った。「小区の監視カ...