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73話

部屋の中でバタバタと音が鳴り響いたのは、丸一時間以上も続いた。しばらくしてようやく龍根がズボンを引っ張りながら出てきた。

出てきて一目見ると、驚いた。

「んっ、うぅぅ、あんっ」

吳貴花は服もズボンもほとんど脱ぎ捨てられ、ほぼ裸同然になっていた。両手を交互に使って下の方を弄くり回している。まったく、椅子の上だけでなく、床までもがびっしょりと濡れていた。

「やれやれ、お前さんはどこまで淫らになったんだ?」龍根は口元を歪めて、少し軽蔑したような表情を浮かべた。だが心の中では花が咲いたように喜んでいた。

この吳貴花の欲求不満っぷりなら、自分を引き止めて突いてやらなければ絶対に帰してくれないだろう!案の...