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36話

沈麗紅はどうしても理解できなかった。数ヶ月も会わなかっただけで、あのバカ龍がバカじゃなくなっただけでなく、股間のアレまでちゃんと機能するようになるなんて。しかも使えるようになっただけじゃなく、自分をイかせまくって、あやうく閻魔様のところに行くところだったという。おまけに頭の回転も良くなって、度胸も据わってきた。

つい先日は村の書記の足を折っておいて、今度は村長の座を狙っているなんて。これは頭が足りないのか、それとも図太いのか?

「へへ、俺なりのやり方があるんだぜ」龍根は意地悪く笑うと、また頭を近づけてきて、沈麗紅が気を抜いた隙に、手を股間に伸ばして、もぞもぞとかき回した。

沈麗紅は顔を真...