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889話

「うっ?苦しい…早く…ねえ?」許玲は切望した。

手で取り出したコンドームを陸国富に装着させる。

口では「私が汚いって思ってるの?これをつければ安心でしょ、早く私を抱いて、お願い」と言っている。

「あっ、んん、気持ちいい」

陸国富が挿入すると、許玲は艶めかしい声を上げた。

両手で陸国富をきつく抱きしめ、彼のことなど完全に忘れているようだった。

ただ男の熱さとそれを求め続けるだけ。

「あぁ?あぁ?すごい大きい?すごいぃ?今夜のお兄さんが最高ぃ?」

「あん?愛してるわ?お兄さん、早く、好きぃ?!」

陸国富は許玲を気遣っていたが、このような状況では。

許玲が正常な判断ができていない...