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861話

陸国富は突然に思い至った。

許玲の発情には孟慶豊のホルモンの刺激が必要なのだ。

許玲は口をとがらせ、頬を赤らめながらもごもごと言った。「あたし、あなたとしたくて、夜中に起きて孟慶豊を誘ったの。さっきも彼のをたくさん飲んじゃった…」

たくさん?陸国富はやっと思い出した。

許玲はさっき部屋で、孟慶豊のものを飲んでいたのだ。

まさか?

彼女は自分と一緒になるために、孟慶豊の男性ホルモンたっぷりのものを?

陸国富の心は激しく揺さぶられた。自分の恋人が他人のものを飲まなければ自分と親密になれないなんて、何という屈辱だろう!

だが陸国富のものはまだ柔らかいままで、むしろ少し痛みを感じていた...