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791話

数十分後、許玲も孫社長のオフィスから出てきた。

顔は赤らんで、恥じらいに溢れている。

陸国富は許玲を一目見て、すぐに不穏な空気を感じ取った。

許玲が今着ている服は、朝家を出る時に着ていたものではなかった。

薄手で半透明のスーツスカートで、一見すると問題ないように見える。

ただの普通のオフィス用制服で、首にはスカーフを巻いている。

しかし、よく見ると全く別の状況だった。許玲のスーツスカートの下は、なんとノーパンだったのだ。

注意深く見れば、薄い生地の下に浮かぶ二つの突起と、彼女の下半身までもが透けて見えた。

「これはどういうことだ?」陸国富は息を呑んで許玲の腕を引いて尋ねた。

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