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70話

陸国宇は昂ぶりの刺激がどんどん敏感になっていくのを感じ、もう自分を抑えられなくなっていた。ついに熱い精が秘書の小さな口の中へと放たれた。

秘書はそれを吐き出すことなく、一滴残らず飲み込んだ。陸国宇はティッシュを取り、秘書の口元を優しく拭いてやった。

そして秘書を抱きしめながら眠りにつこうとして、陸国宇は尋ねた。「小林、もし俺が離婚しなくても、一生俺の愛人になってくれるか?」

「喜んで!」秘書は迷いなく断固とした口調で答えた。

秘書がこれほど即答できたのは、彼女の運命に欠けていたのがまさに陸国宇だったからだ。だから彼に妻がいても、彼の愛人になることをいとわなかった。

陸国宇が自分の昂ぶりを手で支...