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680話

彼女は蛇口を開け、水温を調整して、丁寧に陸国富の下半身を洗ってあげた。

柔らかく細やかな芸術家の手で、陸国富の硬くなった部分を撫でる。

陸国富は彼女の手つきに極上の心地よさを感じていた。

思わず彼女の柔らかな体をぎゅっと抱きしめ、自分の体の上で激しく動かすよう促した。

そして手を伸ばして彼女の太ももを撫で回すと、彼女も少し感じ始めたようだった。

陸国富の愛撫と抱擁に、彼女の息遣いが荒くなってきた。

陸国富は手を彼女の下半身に伸ばし、一度触れてみた。

そこはすでにぐっしょりと濡れていた。

陸国富は荒い息を吐きながら言った。「お願いだ、一度だけさせてくれ」

彼女...