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659話

陸国富の心は複雑な思いで満ちていたが、下半身は意志とは裏腹に硬くなっていた。

自分の学校一の美人である婚約者が公衆の面前で辱めを受ける姿を見て。

心の中では言い知れぬ興奮を覚えていた。

今すぐにでも股間のものを取り出したいほどだった。

そのとき、孫社長が陸国富に気づいたらしく、一瞥を向けてきた。

その眼差しには少し申し訳なさそうな様子があり、軽く咳払いをした。

手招きして陸国富を自分の側に呼んだ。

それから立ち上がって丁重に紹介した。「尊敬する孟慶豊様、そして皆様、私の隣にいるこの方は、我が社の最も優秀な若手社員です。才能溢れ、学識豊かで、先月の弊社の製品プレゼンテーションも」

「彼が直接企画...