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623話

「そう言って」と陸国富は体を反転させた。

仰向けに寝転がり、狰狞な巨竜が高々と昂り、陸国富の腹に貼りついていた。

許玲は言われた通りに身を起こし、陸国富の腰に跨った。

陸国富の巨竜を手で扶えて中に入れようとした時、じっと目を見開いて観客となっている張小白の姿が目に入った。

たちまち頬を真っ赤に染めて恥じらった。

さっきまで彼の大きな巨竜を体内に受け入れていたことも、

最後には濃いものを大量に中で放たれたことも、すっかり忘れてしまったかのようだった。

「向こうを向いて、見ないで」と張小白に娇嗔した。

陸国富は女の虚勢に内心で笑った。

張小白がすでに素直に背を向けているのを見て、何も言わず、ただ許...