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550話

エリーザの体はまだ痙攣が止まらなかった。

体内に広がる収縮の快感が、彼女を極限まで悦ばせていた。

こんなに気持ちよくなるのは久しぶりだった。

前回陸国富とした時でさえ、こんなに気持ち良くなかった!

あの時は陸国富の心が劉翠のことで一杯だったから。

当然そんなことをする気分ではなく、エリーザがどれだけ誘っても、ただ義務的にこなしただけだった。

でも、陸国富の「義務的」でさえ、普通の男性よりずっと上だった。

あの一度の経験が、エリーザを完全に陸国富に夢中にさせたのだ。

「気持ち良かった?」

陸国富もようやく疲れを感じ始めていた。

時計を見ると、エリーザとの一回が丸々一時間も続い...