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546話

「わざわざ私を訪ねてきたのに、それだけ言いに来たの?」

エリサの頬は少し赤みを帯びていた。

灯りに照らされたその姿は実に魅力的で、まるで漫画から飛び出してきた青春美少女のようだった。

彼女からすれば、陸国富が本当に自分に感謝したいのなら、

彼は自分が一番何を望んでいるか分かるはずだと思っていた!

そう思いながら、エリサの視線は思わず陸国富の下半身へと向けられた。

さっき陸国富がこの物で劉翠をあんなに喘がせていた光景が頭に浮かんだ。

思わず胸が高鳴った。

劉翠は正妻だから、彼女と寝ることも、彼女とあんなことをするのも我慢してきた、何も言わなかった。

でももう、私も同じように喘が...