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540話

陸国富の激しい動きを見つめながら、エリーザは思わず妄想の世界へと誘われていた。

今この瞬間、陸国富に押し倒されているのが自分だったら。

そして陸国富のあそこが、自分の中で出たり入ったりして擦れ合う感触。

一突きごとに最も深いところまで届き、自分を快感の極みへと導き、思わず声が漏れてしまう。

エリーザの手の動きは自然と早くなっていった。

二本の指がすでに自分の下に入り込み、出たり入ったりしながら、束の間の快感をもたらしていた。

男性のものには及ばないとはいえ、何もないよりはましだった。

エリーザは知っていた、陸国富はすでに自分を見ていることを。

だが彼女の心には恥じらいも隠れる気持ちもなく、むし...