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490話

小紅も急いで目を閉じ、まだ目覚めていないふりをした。

「奥さん?奥さん、目を覚ましましたか?」陸国富は試すように二度ほど声をかけた。

小紅はもちろん返事をしなかった。

「まだ目覚めていないのか?」

陸国富は頭をかきながら、処置を続けることにした。

気持ちいい、優しい――小紅は自分の下半身が火照るように熱いのを感じていた。

だが陸国富の優しい撫でるような拭き方のおかげで、痛みは徐々に消えていった。

それどころか、比類なき快感さえ感じ始めていた。

小紅はすでに少し夢中になっていて、陸国富にずっとこうして撫でてほしいとさえ思っていた。

いつの間にか、小紅は自分の下が少し濡れてきたことに気づいた!

「...