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460話

実のところ、女性として彼女が望むものはそれだけだった。

円満な家庭と、夫からの愛情、それだけで十分だったのだ。

「小紅、愛してるよ」鐘大錘は情熱的に小紅の唇を奪った。

舌が器用に小紅の歯の間をくぐり抜け、彼女の柔らかな舌と絡み合った。

キスを重ねるうちに、小紅は甘い声を漏らし始めた。

もう大錘に対する怒りも消え、自然と感じるようになっていた。

鐘大錘はキスを続けながら、小紅の豊かな胸を揉みしだいた。

下半身には徐々に小さなテントが張り始めていた。

「小紅、したいんだ」

鐘大錘は唇から首筋、耳へと移り、最後には柔らかな胸元に辿り着いた。

まるで赤子のように小紅の胸に吸い付き、舌で敏感な部分を...