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425話

陸国富は困り果て、手を引こうとしたが、小紅は彼の手を自分の体に強く押し付けたままだった。

「師匠の奥さんの質問一つに答えられないの?」

小紅は可憐な表情を浮かべた。

「師匠の奥さんの方が、触り心地がいいです」陸国富は仕方なく、素直に答えた。

手触りだけで言えば、確かに小紅の方が良かった。

「触るの好き?」小紅は少し得意げに聞いてきた。

「師匠の奥さん、こんなことしたら師匠に申し訳ありません」

「陸国富、答えるだけでいいから」

小紅は陸国富の手の動きで、自分の下半身がすでに反応していることを感じていた。

「好きです」陸国富はため息をついた。彼は嘘をつくのが嫌いだった。

こんな完璧な体を、好きにな...