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42話

ジャックは車の外でタバコを一本また一本と吸っていた。

車はまだ揺れ続け、中から聞こえる叫び声はますます大きくなっていた。

ジャックは自分の下半身の硬さに気づき、思わず顔を上げた。

彼は車に近づいていき、近づけば近づくほど声は大きく聞こえ、自分の心もより興奮していった。

ジャックは手にしたリモコンで、後部座席の窓をそっと少しだけ開けた。

彼らに覗いているところを見られるわけにはいかない。自分がこんなに変態だったとは思わなかった、本当に恐ろしいことだ。

窓がゆっくりと少し開き始めた時、ジャックの気持ちは非常に高ぶっていた。

心臓が胸から飛び出しそうなほどだった。彼はこんなことを今までしたことがなか...