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419話

陸国富はお手上げで、小紅の小さなパンツを手に取るしかなかった。

慎重に小紅に履かせていく間、指が何度も小紅の肌に触れてしまう。これは避けられないことだった。

「あっ!」小紅はわざと声を上げた。

陸国富はますます居心地悪くなり、やっとのことでパンツを履かせ終え、手早く小紅の服のボタンを留めた。

顔を赤らめながら言った。「師匠の奥さん、これでもう帰っていただけますか?師匠はまだ外で酔っているので、面倒を見てあげてください」

小紅は内心では去りたくなかったが、分別のある女性でもあった。

これ以上騒げば逆に陸国富に嫌われてしまうことを理解していたので、不本意ながらその場を去った。

小紅の去っていく後ろ...