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418話

小紅は突然、陸国富の上に覆いかぶさり、勢いよく唇を重ねてきた。

陸国富が反応する間もなく、小紅の柔らかな舌が彼の口内に滑り込んできていた。

彼の舌と絡み合い、蜜のように甘く絡め取っていく。

小紅の舌は柔らかく、その技巧も素晴らしかった。劉翠と比べものにならないほど上手だった!

一瞬、陸国富は抵抗することを忘れ、小紅の口づけに身を任せていた。

二人がどれだけの時間キスを交わしたのか分からなかったが、息ができなくなるまで続いた。

ようやく小紅が唇を離した。

「師匠の奥さん、わかっているでしょう。僕はもう劉翠がいるし、あなたには師匠がいる。僕があなたに責任を取ることはできないんです」

そう言いながら...