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264話

張偉の顔には下心丸出しの笑みが浮かんでいた。

女が余りにプロフェッショナルだったせいで、あっという間に果ててしまった。

自分の初めての経験は何も感じなかったが、今度こそはしっかりと味わってやろう。

女と一緒にいるのがどんな感覚なのか、確かめるんだ!

張偉はゆっくりとベッドの傍らに歩み寄り、そこに横たわる女を見つめた。彼の心はすでに燃え上がっていた。

妖艶な身のこなし、触れればはじけそうな肌、眠る姿は眠れる森の美女そのものだった。

張偉は震える手をゆっくりと女に伸ばした。内心では恐れを感じていた。

これまで自分から女に触れたことなど一度もなかったのだから。

女の肌に指が触れた瞬間、何とも言え...